皆様こんにちは!IPC代表トレーナー韓でございます!
前回に引き続いて今回は、筋膜リリースの効果を書いていきたいと思います。
①筋肉を緩める
前回話したとおりに、筋膜は一つひとつの筋肉や神経などを包んでいます。 そのため、筋膜が硬くなると、近くの筋肉や神経を圧迫することがあります。
すると、硬くなった筋膜の周りでは筋肉が緊張します。 筋肉は緊張してこわばることでパフォーマンスの低下や体の不調につながると言われています。
筋膜リリースで筋膜をほぐしていくことで、緊張の原因となる筋膜からの圧迫を減らすように働きかけます。
②血液、リンパの流れをスムーズにする
硬くなった筋膜は、筋肉や神経以外にも、血管やリンパ管を圧迫して、血液やリンパ液の流れを妨げることがあります。 血液やリンパ液の流れが悪いと、血行不良やむくみなどにつながりやすいと言われています。
筋膜リリースで筋膜をほぐすことで、血液やリンパ液がスムーズに流れるように促します。
③可動域を広げる
筋膜リリースを行い、関節の周りにある筋膜をほぐすことで、関節の可動域を広げることにもつながります。 実は、硬くなった筋膜は、関節の動きを妨げることがあります。
例えば、脇の下の筋膜が硬くなった場合にはどうなるのでしょうか。 着ている服の左脇の部分を右手で掴んで、しっかりと固定した状態で左手を上に持ち上げてみてください。 途中で服が引っかかると思います。
このとき、「右手で掴まれた服の」部分こそが硬くなった筋膜です。 掴んでいた右手を放せば、左手はスムーズに上に持ち上がります。
このように、硬くなった筋膜は関節の可動域を狭めることがあるため、筋膜リリースでほぐすことで、関節の可動域が広がる可能性が生まれます。
いかがでしたか?なんとなく感じていたことが当てはまる人も多かったのではないでしょうか?
次回は、トレーニングで必ず入れる理由を話していきます。
経験豊富なトレーナーによるトレーニング指導、目的・目標に合わせた運動内容の設定、メンタルコーチによるメンタルトレーニング、医師・栄養士による指導・検査など。
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