皆様こんにちは!IPC代表トレーナー韓でございます。
今回はこころ編です。
運動をすることでこころに影響はあるのでしょうか?
畿央大学の研究によると、運動後に幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が上昇することが確認されています。
セロトニン不足は、うつ、睡眠障害などの原因になることが知られています。
また、運動中はストレスを感じると増えるホルモンである「コルチゾール」も減少します。
過剰なストレスを受け続けると、コルチゾールの分泌が慢性的に高くなり、うつ、睡眠障害、生活習慣病などのストレス関連疾患の一因となることが分かっています。
つまり、運動することで感情や気分のコントロールを司る「セロトニン」が分泌され、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が減少します。
運動は体だけでなく、心にも良い影響があるのです。
では、どのような運動が効果的なのかということをいまから説明していきます。
①リズムのある運動を心がける
ホルモン物質は、反復するリズム運動で放出されやすくなることが分かっています。
反復する動作を含むリズム運動とは、具体的には、
①階段昇降(ステップ運動)
②ジョギング
③ウォーキング(散歩)
などが手軽にできる運動としておすすめです。
特にウォーキングは、外の風を感じ、景色を楽しみながら一定のリズムで歩くことで高いリフレッシュ効果があります。
できるだけ五感(触覚、嗅覚、視覚など)に意識を向け、歩くことや体を動かすこと、地面を踏み締める足裏の感覚などを楽しみながら行うとより効果的です。
もちろん筋トレも効果的です。上記は、リフレッシュ効果など総合的な効果がありますが、反復運動になるので、筋トレも効果的な運動の部類に入ります。
②定期的に運動を行う
ストレスホルモンの「コルチゾール」は、定期的に運動することで分泌されにくくなります。
ただ運動するだけではなく、2日おきに1回など、定期的に運動を行うと更に良いとされています。
運動は一定期間継続することで大きなメリットが得られるので、普段の生活の中に取り入れると良いかもしれません。
具体的には、通勤・通学のときに電車を利用する方は、エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を使うことで、毎日決まった時間に運動する習慣が身につきます。
新たに運動習慣を確立することは容易ではありませんが、普段行っている生活を工夫して運動量を増やすと継続しやすくなります。
ジムに継続して通うということも非常に効果的なので、不定期に通っている方は、この際にぜひ定期的な運動をお勧めします。
いかがでしたか?運動は、身体にもこころにもいい影響を及ぼします。
無理・無茶な運動ではなく自分に合った運動を続けていきましょう。
仕事に向かう上で非常に重要なこころの話をさせていただきました。
これを機に運動を取り入れる企業が増えてくることを期待します。
経験豊富なトレーナーによるトレーニング指導、目的・目標に合わせた運動内容の設定、メンタルコーチによるメンタルトレーニング、医師・栄養士による指導・検査など。
企業で働く全ての従業員の健康のすべてを満たせるのはIPCだけです。
企業の健康をサポートします。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
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